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Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05170-01
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ttBackupStatus

説明

データ・ストアの現在のバックアップまたは最後のバックアップに関する情報が含まれる単一の行を返します。バックアップが進行中の場合は、この情報は現在のバックアップのものになります。バックアップが行われていない場合は、この情報は最後に実行されたバックアップのものになります。

最後に初期接続を行った後にデータベースをバックアップしていない場合は、statusフィールドが0になり、その他の列はNULLになります。

アクセス制御

アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このプロシージャにはADMIN権限が必要です。

構文

ttBackupStatus ()

パラメータ

ttBackupStatusにパラメータはありません。

結果セット

ttBackupStatusは次の結果を返します。

データ型
説明
status
TT_INTEGER
NOT NULL
バックアップの現在の進歩状況または最後のバックアップの完了状態を表すINTEGERコード。値は、次のとおりです。
0: 最後の初期接続の後、データ・ストアで実行されたバックアップはありません。
1: バックアップは現在進行中です。
2 : 最後のバックアップは正常に完了しました。
3: 最後のバックアップは失敗しました。この場合、エラー列には失敗を示すエラー・コードが含まれています。
destination
TT_INTEGER
実行されたバックアップのタイプ。データ・ストアで実行されたバックアップがない場合、値はNULLです。値は、次のいずれかです。
0: ファイルへのバックアップの書込みが行われているか、行われました。
1: ストリームへのバックアップの書込みが行われているか、行われました。
2: レプリケーション複製のかわりにバックアップが実行されているか、実行されました。
backupType
TT_INTEGER
バックアップのタイプ。全体バックアップまたは増分バックアップのいずれかです。データ・ストアで実行されたバックアップがない場合、値はNULLです。値は、次のいずれかです。
0: 増分バックアップ
1: 全体バックアップ
startTime
TT_TIMESTAMP
バックアップを開始した時間。データ・ストアで実行されたバックアップがない場合、値はNULLです。
endTime
TT_TIMESTAMP
バックアップが完了した時間。この値がNULLで、startTimeがNULL以外の場合、バックアップは進行中です。
backupLFN
TT_INTEGER
バックアップ・ポイントのログ・ファイル番号。データ・ストアで実行されたバックアップがない場合、値はNULLです。
backupLFO
TT_INTEGER
バックアップ・ポイントのログ・ファイルのオフセット。データ・ストアで実行されたバックアップがない場合、値はNULLです。
error
TT_INTEGER
バックアップが失敗した場合、この列に失敗の理由が示されます。値は、TimesTenエラー番号のいずれかです。データ・ストアで実行されたバックアップがない場合、値はNULLです。
processId
TT_INTEGER
バックアップを実行しているプロセスまたはデーモンのID(特定できる場合)。

CALL ttBackupStatus;

< 2, 2, 1, 2005-08-12 13:10:32.587557, 2005-08-12 13:10:33.193269, 1, 1531840, 0, 6968 >

1 row found.

注意

現在のバックアップまたは最後のバックアップ以外の以前のバックアップに関する情報は返されません。

データ・ストアが起動または停止されると、返される情報は永続的ではなくなります。